心に溜まったホコリを洗い流す方法
皆さんにとって、芸術とはどんな存在ですか?
”芸術は、日々の生活で心に溜まったホコリを洗い流してくれる。
パブロ ピカソ”
14年目になる若きアーティストを支援する「さくら芸術文化応援団」は今年もっと皆さんにアートを楽しみながら若きアーティスト支援を一緒にしていただきたいという気持ちから、「あなたのさくら色2021」受賞作品をトップデザイナー監修のもと商品化する予定をしております!
是非、アートを羽織って、飾って、贈って、持ち歩いて毎日ハピネスを感じてください♪
今回、過去「あなたのさくら色」コンテストに参加していただいたアーティストさん達にお話を聞くことができました。
アーティスト No.1:大沢愛さん
1)アーティストを目指そうとしたきっかけはなんですか?
10歳の時 二分の一成人式という行事があり、そこで各自、将来の夢を発表するんですよ。その時から私の夢は”画家”になる事でした。
大きなきっかけとなったのは13歳(中1)の時、美術部で初めて挑戦した全国絵画コンテストで特選に選ばれた事。元々、絵を褒められてきたので自信は持っていましたが、その後調子に乗って(笑)数多くの公募に出してそのほとんどで受賞して確実に自信を付けていきました。
2)今、現在の活動はどんなことをされてますか?
生命力をテーマに、近年は植物を中心とした絵画、写真作品を制作しています。2019年からは「Picture × Picture」という写真シリーズを手掛けていて今年、写真集を出版する予定です。また11月末に渋谷で個展があり、その準備をしています。
3)アーティスト活動する上で大変だったエピソードやそれを乗り越えたエピソードをお聞かせください。
学生時代からの作風を活かしつつ”イラストっぽい絵”から”絵画”として見て貰えるようにする為に試行錯誤しました。「あなたのさくら色」の時もですが、当時 私はアクリルガッシュという絵の具のみで描いていました。この絵の具はツヤなしでぺったりとマットに仕上がるのが特徴で、不透明(下の色を覆って隠蔽出来る)なんです。
5年くらい、このアクリルガッシュをメインに使用してた訳ですが…紙とアクリルガッシュ、それだけでは世界の美術マーケットでやっていくのは難しいと感じました。紙だと大型作品はどうしても描きにくい事もありカンヴァスをメインに使用するようになりました。図録を見ると名画の多くはカンヴァスなんですよね。徐々に色んな画材を試しながら常に描き方を模索しています。
それが最近になって、ようやく行き着く先が見えてきた感じ。これからも”新”を求めて探求は続きます。
4)あなたのさくら色コンテストの思い出があればぜひお聞かせください。
あなたのさくら色では「Vitality of Cherry tree」という作品を制作しました。木の根には様々な要素を含めたカラフルな水玉模様で養分を含んだ大地を表していて、木の幹には伸びていくイメージで植物のドローイングを施しています。
また、木と言ったら茶色。という固定概念…固有色に囚われず、自らの作り上げる世界なのだから、自由に思うがままに表現する!という覚悟を持ち始めた時期に描いたものです。今振り返って作品を見るとこの時から既に大沢愛の世界観は出来上がってきていたんだと感じました。
5)これからの未来のアーティストを目指す人たちに一言お願いします。
自ら名乗れば誰もがアーティストになれる。しかし、アーティストを続けていくには相当な”覚悟”が要ります。さらに作品を作り続けるには、いかなる時も自信を失わずに世間から何を言われても決して諦めない事、己れを貫く事。
私たちの生活を豊かにしてくれる空気や水のような存在のアート。
皆様と一緒に楽しく若きアーティストを応援し、
大きなアート支援の輪を作れたら、きっと日本の元気と勇気に繋がります!
ご支援どうぞよろしくお願いいたします。
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