Artist Interview Vol.4 Mao Tanaka

Artist Interview Vol.4 Mao Tanaka

「あなたのさくら色2021」イラスト部門1位に輝いた若きアーティスト 19歳(受賞当時)の田中茉央さん。
人をほっこりな気持ちにさせる、そんなパワーを持つイラストに審査員一同、この作品が1位だ!と一致する素晴らしい作品は今回、ファッションデザイナー小篠ゆまさん監修のもと大判スカーフとして皆様の手元へ。数に限りがありますが、LJ homeからもご購入いただけます。

そんな将来が楽しみな茉央さんに少しお話を聞きました。

 

小さい頃から絵が大好きな女の子だった茉央さん。

中学生になる頃、好きで描いているだけではなく、何かに生かしたいと思いが強まり、高校はデザインと美術専門学校に進学し本格的に美術を学び、また大学も美術大学へ。

しかしコロナ到来で大学進学したものの、前期は全く授業ができず、自分で何か発信できないかと決心をしイラストレーターとしての活動を開始。

イラストレーターとして活動し始める1年前までは、コミックアート(少女漫画)を主に描かれていた茉央さんでしたが、自分が好きなスタイルだけで描いていたコミックアートは見る人を選んでしまうのでは?、発信する意味があるのだろうか?と問うようになったそう。そして勇気もって、コミックアートはひとまずおいておき、もっと人に求められるイラストを描き始めることに。大きなスタイルのシフトチェンジを続けられるか不安な日々が続いた中、現在1年経って、続けられている自分自信を褒めてあげたいと満遍な笑顔を見せた茉央さん。

また高校卒業作品も、このほっこりなタッチなイラストで発表した際に、みた人から”作品を通して描いている人の気持ちが伝わってきました〜”など今までもらったことのない嬉しい感想が集まり、とても続けていく勇気になったそう。

コロナで暗い世の中になっている今、自分の絵が世界中の人を少しでもハッピーにできたら嬉しいと語る茉央さん。



茉央さんが作品制作にあたって気をつけていることはあるか問いかけると、
常に自分が楽しんで描くことは忘れずに、また普通に描くのではなく、ちょっとした工夫をしているとのこと。

 

例えば、今回1位を受賞した作品、「前を向いて、上を向いて」はただ、前を向いて上を向いているだけではなく、ワンポイントユニークなタッチを入れて、アフロを桜にみたてたり。人が見てほ〜と感じるユニークなひと工夫が見つかり、ホカホカな気持ちになるようにしているそうです。

 

絵を描いている楽しさを一番に伝えられるようなイラスト作りを目指している茉央さんのインスピレーションは周りの観察からきているとのこと。見るチカラを鍛えて、集めてきた素材をキャンパスに。

アーティストとしての活動は自己満足で終わらずに、自分の描いているものを人に伝えるチカラ、想いを大切に描き続けて行きたいと意気込みを語ってくれた茉央さん。

世界中の人の心が豊かになるそんなアート作品を生み出す茉央さんのこれからの活動が本当に楽しみです!

田中茉央さんの作品は、是非こちらからでもチェックしてくださいね♪

 

Profile

田中茉央(たなか まお)
Mao Tanaka


2001年生まれ。和歌山県出身。
奈良芸術短期大学美術科二回生デザインコースに在学中。
普段はグラフィックデザインを学びながら、学外ではイラストを使ってグループ展や物販、作品集への掲載など積極的に活動している。こども・女性向けのイラストが得意。見てて「ほぉ〜」と思わせるようなユニークさと心がぽかぽかする作品を制作している。


インスタグラム
https://www.instagram.com/kanata.tanaka.0/


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